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  • 【第1回 働くということについて】 ― 労働に対して真剣になれない自分?

    大学2年生になって、サークルの先輩がインターンだの、内定だのという話をするようになりました。

    その影響か、僕もそろそろ将来のことをちっとはマジメに考えなきゃいけないのかなー、と考えるようになりました。

    しかし、働くということについて考えだした途端、自分のことのはずなのに急にどうでもよくなって、まぁいいか次の機会に考えよう、と先延ばしにしているのがここ数か月の実情です。

    勉強への姿勢も同じようなもので、専攻したい内容があって大学に入ってきたはずなのに、上の空で授業を聞き流してばかりです。

    要は、自分自身のことについて、責任を持って考えていない!ってことですね。

    (それを見透かされたのか、先日先輩から「お前、常時ふざけてるよな」と指摘されました。その通り!!)

    流石にヤバいのかもしれないけど、どうしたらいいんだろう。自分事のはずなのに、興味なんてわかない。何を考えたらいいんだろうと思っていたら、こんな記事に出会いました。

    “人間は自己利益のためにはあまり真剣にならない。これは多くの人が見落としている重大な事実です。”

     

    ―― 格差と若者の非行動性について (内田樹の研究室)

    http://blog.tatsuru.com/2011/10/18_1255.php (特にQ3への返答を見てほしいです)

     

     

    これを読んでいるうちに、あれ、自分の価値観って結構偏ってる?と思いました。

    というのも、僕は内田樹さんの文章に照らせば、「働かなくても、困るのは俺だけ。」という立場をとっている人なので。

     

    そこでふと、浪人時代と今の大学生活を振り返ってみると、バイトや勉強への動機付けは全て自分へと向けられたものだったと気づきました。

    自分が将来良い職業に就くため、わざわざ浪人してまで大学を目指す。入学後は、自身が高いキャリアを積めるようによりよい経験、より高いスキルを得るためあくせくと勉強したり、イベントに顔を出す。

    この時、というか、今ほど「自己」を強く意識し、行動する機会なんぞかつてなかったな、と思います。

     

    中学、高校で何となく学生生活を送り、何となく部活動をやって過ごしてきた自分にとって、大学受験というのは自己について意識させるには十分すぎるきっかけでした。(自分はいったい何がしたいのか?ってのはみんな考えますよね)そして大学に入学したら入学したで、お次は自己成長、自己啓発を意識させる文言に多く出会い、ますますこれに拍車がかかっていきました。

    自己を強く意識する契機があったおかげで自分の軸のようなものが出来上がっていった、という感じはします。それは自分にとって多少なりとも役に立っているとも感じます。

     

    だけど、一方で、自己中心の世界観にも限界が来てるっぽいな、とも感じています。それは、この世界観に対する虚しさだったり、冒頭に述べたような「自己」を意識すればするほど大きくなる自身への無関心だったりです。しばらくのうちは自分をうまく動機づけてごまかしてやり過ごせていた時期もありましたが、そろそろ無理だと思いました。

     

    「働いたり、勉強したりするのは自分のため。」このような価値観を今さら捨てろ、と言われても、僕には難しいだろうと思います。けれども、この世界観以外の見方があるということを知ることには意味があるはずです。

     

    今まで自己を中心の世界観で考えていたなら、他者・社会を中心にした世界観についても考えてみるべきじゃないのか ?両方考えてみたうえで、自分にとって納得できるように価値観を変えていけば良いじゃないか。

     

    そう思い立ち、この記事を書きました。

    これからは複数回にわたり働くということについて、「自分中心からの視点」と「他者中心からの視点」の両方に立ってしばらく考えてみたいと思います。

    • 5 days ago
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